プリマン

原宿から新宿まで移動してちょっとさくらやホビー館を見て回った後に伊勢丹に。
伊勢丹では昨日から行なわれている催事『プリザーブドフラワーフェア』に。私にはまったくもって場違いな感じでしたが、なんと今日はあのパラダイス山元さんによるプリザーブマン盆栽(プリマン)体験講座が開かれるのです。
まだ新しいプリマン盆栽。これは体験しないわけにはいきません。
私もまだよく分かっていませんが初めに簡単に説明しておきます。プリザーブドフラワーは生花を特殊な液に浸けてその形を長いこと保つ様式のようです。そして家元はその技法をマン盆栽に活かし、成長もしませんが水遣りなどの世話も必要のない新たなマン盆栽を誕生させました(これであってますかね)。
今までマン盆栽を始めても家に入れっぱなしで枯らせてしまう人が多かったそうなので、このプリマンならばずっと家に置いておけます。水も必要なしでいつまでもそのままの形です。
受付開始時間ちょっと前に行ったらまだ誰も来てなくて一番前に座れた。でも外からけっこう見える場所で始まるまで晒し者な感じだった。
最終的には私を含めて8人集まって(私以外は全員女性)講座開始。
今回のプリマンの作成に際して使ったもの
鉢、プリザーブド植物(コケ、バラなど)、フィギア、鉢を載せる盆、砂、虫ピン。
作成に際して必要な道具
グルーガン、ハサミ。
まず初めに家元からプリマンに関する説明がありそれから鉢と盆を選んだ。色合いとか形とか様々でこれがとても楽しい。
それから鉢を置く盆に砂を敷きます。家元自ら砂を注いで下さいました。
次に鉢の中にグルーガンでグルーを流し込んで苔を詰める。けっこうギチギチに詰めて後からハサミでそろえる方がよさそうです。
またプリザーブドのバラを詰めるのもやりました。これは鉢に敷物を詰めてからそこに穴を開けてグルーを流しバラを挿すやり方です。
この鉢に出来た大地にフィギアを差し込みます。今回はフィギアに取り付ける虫ピンを瞬着で固定するやり方ではなく、グルーで固定しました。
後はお好みで植物を挿したり、タミヤのスプレーで雪を表現したりしました。ここで家元から「フィギアでも植物でも入れ込み過ぎないこと」という大切なことをうかがいました。これはマン盆栽でも同じだそうです。
へたくそな説明ですがこんな感じでプリマンを作成しました。
作成中はみんな真剣で会話もなかったですが、そんな中も山元さんはおもしろいダジャレ満載でとても楽しく制作できました。それだというのに制作費はとってもお得で鉢だけで元が取れるくらいです。マン盆栽もプリマン盆栽もお金をかけないでやれます。山元さんは「お金をかけたからといって必ずしもいいものになるわけではない」ともおっしゃってました。
みんな完成し最後に山本さんからサンタさん姿のポストカードをいただき、終了。とても満足のいく講座でした。それなのに他のどの講座よりも安い!一回きりなのがもったいないです。
盆栽にフィギアを載せるというマン盆栽で従来の盆栽界を発憤させたそうで、今回のプリマン盆栽で盆栽界から殺されるかもしれないそうです。絶対にそんなことはさせませんぞ。そして富士の裾野にプリマン教を起こしましょう。